通常の業務で、不動バイクの修理をよく頂きます。
引き取りと納車がセットの不動バイク修理コース
春になると多いのもこの修理です。
2月に、何回か暖かい日がでてくると、一気に道路には
バイクが湧いてきますね^^
それと同時に、久しぶりに動かしてみようかな?というバイクも
今まで触れられていなかったのが、久々に人間に触れられる。
そして。う。。。動かない。^^
そりゃ、そーですよね。ほっておいたら、彼氏も彼女も
まったく相手にしてくれないのと、一緒。
バイクもほっておくと、まったく信頼感はなくなって動かなくなります。
いい?わかった。
放置も、一か月から動かなくなることもあります。
もともと、ぎりぎりな状態で稼働が保たれていた車両は、放置が一か月でも掛からなくなります。
メンテナンスしないで、の、のりっぱーな、やつね。
放置一か月か二カ月で動かなくなるものは、基本的なメンテナンスができていな車両、または、故障している車両と考えてください。
放置することによって、起きる不具合を下記に伝えます。
- バッテリーがあがる
- ガソリンが腐る
- キャブレターがつまる
- タイヤの空気が抜ける
- ブレーキが固着する
- チェーンが固着する
- クラッチプレートが固着する
- ワイヤー類が固着する
- タンクに水が入る
- マフラーに水が入る
- エンジンに水が入る
- いろいろ錆びる
- フロントフォークからオイル漏れする
- リアショック、リアサスペンションからオイルもれする
- パンクする
ざっくりとだけでも、それだけのことが考えられます。
治すのも面倒だし、って人は、壊れたままでも、
バイクを5万円高く売る方法を僕が伝授しています。
とにかくほっておいて、いいことはなにもないのが
バイクです。
実際に修理をする際には、バイク屋さんは
上記の事柄を全部、考えてお見積りを伝えています。
考えてみれば、どれだけ費用かかるか、わかりますよね。
バイクを放置して、よいことなど、一つもないのです。
ただ、放置の期間が短ければ短いほど、
バイクのいたみも少ないので、できるだけ早く
思い立ったらすぐ修理をして、乗ってあげてください。
忙しくて乗れないのは、よーく分かっています。
なので、できるだけ、一か月に1回でいいので、
コンビニまででいいので、乗ってあげてください。
そうやって伝えてあります。
すこしハードルが高くなると、それだけで乗らなくなってしまうので
月に一回、コンビニ。なら、できそうでしょ?
そして、乗り出すと、それは楽しいからもう少し余分の乗る
それがバイクってもんです。
うちで、不動修理でだす場合は、ほとんどメンテナンスをしてくれない
という前提で、車両は調整して出します。
簡単なところでいうとサイドスタンドには、たっぷりグリスをくれてやり
タイヤの空気もかなり多めに入れてから、出します。
修理の仕事をしていると、本当に、バイクのタイヤには
空気が入っていないので、車検でも入ってきた車両にも
タイヤの空気は入っていないので、
いつのころからか、当方では、タイヤの空気は規定以上入れてだしています。
不具合のでない、安全な範囲で、高くいれて出してます。
そうじゃないと、空気がなくて危ない状態の方が長くなるということになるんですね。
個人的には、不動バイクを復活させる仕事は、大好きなんです。
動いていなかったものが、また、息を吹き返す蘇生の瞬間に立ち会えるのですから、全部、自分で作業して、蘇生させるの。
これは、すっごく楽しい作業ですよ。でしょ?