気温が、低いと、ブレーキをかけても
思ったほどに止まらなくて、想定以上に
制動距離が伸びた、ってこと、あるでしょ?
ブレーキは、かなり熱が加わっても大丈夫なようになってるから
冷たいと、効かないんだな。
摩擦抵抗が低くて、タイヤと路面との摩擦抵抗も低くなるから
結果、制度距離が延びる。
特に朝一番で、ブレーキをかけるとき、ほんとうに止まらないことがあるから
すこし、ブレーキかけながら、走ることをお勧めします。
というのも、朝の治外法権になっている住宅街で
保育園遅れちゃうって、交差点を突っ込んできた自転車に
余裕で止まるなってブレーキしたら、あさイチだったもので
最初にかけたブレーキだったので、ぎりぎり止まらなくて
事故になってしまったことがあった。
そろーって走ってたからあの程度でしたが、
普段、その道は、高い車が、たくさん、いい勢いで走ってますからね
後ろに載せてた子供ごと、自転車吹っ飛ばされて
でかい事故になると思うんだが、
みんな一旦停止の交差点というか、一方通行を
逆走で、安全確認もしないで突っ込んでくるんだから
そりゃ、怖いですよねぇ。
エンジンだけでなくて、ブレーキもしっかり一回熱を入れないと
本来の性能がでないので、というのを
頭の中に入れておいてもらうと、つまらない事故が減って
よいかと思う。
バイク、特に、リッターバイクとかだと、
確実に、止まらないケースあるもんね。
ツーリングとか、長い距離をずーっとブレーキかけないで乗ってると
完全にブレーキが冷え切ってしまって、
いざというときに、全然かからないってことが、本当にある。
なので、僕は、長い距離を走るときは、定期的に
ブレーキを引きずって、熱入れながら走ってました。
部品の集合体なので、スイッチのように、入力をすると
それに反応するものが、スイッチのようにかえってくる、とは
限らないのです。
そこまで考えて乗る人もいないのかもしれませんが
つまらないことで事故しないためにも
寒いときのブレーキは効かないを
覚えておいてください。
不要なブレーキは、後続車への迷惑ともなりますので
後ろの安全も確認しながら、ブレーキは適度に温めておいて。
お願いします。