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バイクの充電不良の原因と測定、判断、修理について

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たまには、バイクの記事も書かないと、何屋さんなのかわからなくなっちゃうなぁって、そんな心配をまったくしていない、DV冤罪代表のどーも大久保です。

世の中、どんだけ嘘つきが多いんだ?って思うんだよね、バイクの修理とかしていると

根拠もなく、高いとか、嘘いってるんじゃないかとか、思われるの。疲れたっていうか、慣れた。

 

さて、本題の、バイクのバッテリーがぜんぜん充電されないことについての、判断と測定、修理について

 

原因はほぼ三つ

一つは、バッテリーがダメだってこと

バッテリーは、専用のテスターで、健康度を計るものがあるのですが、うちもなぜか山ちゃんが自分のテスターをもってきてお店においてある

が、普通は、バッテリーの電圧を見て、寿命かな、って判断するんだな。

バッテリーを充電して、電圧が12.4Vしかなかったら、交換してください。

すぐに交換した方がいいです。なぜって、トラブルの可能性が大きいです。ほんとうにすぐトラブルになります。始動不能や、走行中のバッテリーが死亡してしまうってことも。

2つ目は、レギュレターが壊れた

レギュレターは、コイルから発生した交流電圧を直流に整流する器械ね

このレギュレターはけっこう壊れるから、すぐに充電不良の際に、悪者にされるやつです

実際、このレギュレターの不具合ってのが多いんです。

しかし、レギュレターが壊れて、充電電圧が出ないというのだけでなくて

電圧が高く出すぎて、バッテリーを壊してしまったり、電球類が切れてしまうというトラブルもでます。

3つ目は、ステーターコイルがいかれちゃった場合

できれば、このコイルがいかれちゃったのは、気が付かないふりをしたいんで

頭の中から、トラブルの可能性を排除してしまうということが多々起こる

コイル自体を交換すればいいので、それで完結なのですが、なにせ、工賃も部品もそこそこするんで、後回しにしちゃうんだなぁ。

 

診断と判断

バッテリーは、充電完了後、充電器で充電して1時間くらい放置して

電圧が12.4V以下だったら、即交換。

 

レギュレター不良、ステーターコイル不良は、コイルからの発生電圧を計ることで分かる

 

導通が、ショートしていなくても電圧が出ないことがあるので、抵抗値よりも、エンジン回しての発生電圧の測定が必要

 

レギュレターにコイルから3本の線が入っていっているので、その3本の線の中の、2本の間の発生電圧を測定する

 

テスターは交流、ACにしてくださいね。で、一番大きなレンジで測定しましょう。

 

そうすれば、テスターが壊れちゃうことはないから。

 

アイドリングでAC20Vくらい出れいれば大丈夫。回転数上げて、ちゃんと電圧も上がるのを確認してください。

 

アイドリングで、AC4Vとかだと、レギュレターもっていっても電圧でないので。

 

コイル発生電圧が、きちんと出ているのに、バッテリー充電電圧が出ていない場合は⇒レギュレター不良

 

コイル発生電圧が出ていない場合は⇒ステーターコイル交換

 

ただ、ちょっとだけ気を付けなくてはいけないのは、コイルを交換しても、発生電圧がおかしい場合。

 

配線類の断線を疑う必要があります。特に車歴が古くなってきていると、どこで配線が断線しているかは、わからないですからね。

先日修理したバイクの、コイル交換して電圧測定しているところ。です。

 

コイルからレギュレターへは、配線が3本いっているから

測定は、3回ですね。両端で一回計って、真ん中と右端、真ん中と左端、新品コイルは、びっちり同じ数字がでますから。

 

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